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竜星涼 映画『泣くな赤鬼』公開御礼舞台挨拶

6月15日(土)に行われた、映画『泣くな赤鬼』の公開御礼舞台挨拶に竜星涼が出席した。



多数の著書が映像化される、ベストセラー作家・重松清が教師と生徒を書き続けてきた中で、特に教師濃度の高い作品集と語る短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」が待望の映画化。

陽に焼けた赤い顔と、鬼の熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれていた堤真一さん演じる高校教師・小渕隆は甲子園出場を目指し、強豪チームを率いた黄金の時代から10年の月日が流れ、野球への情熱が衰えかけていたある日、かつての教え子である柳楽優弥さん演じる斎藤(愛称:ゴルゴ)と思いがけない再会を果たす。野球の素質を持ちながらも挫折して高校を中退したゴルゴは立派な大人に成長したが、病に侵され命の期限が迫っていた。厳しさでしか教え子と向き合えなかったあの頃の後悔がある赤鬼先生はゴルゴのために何ができるのか。今だから分かり合える教師と生徒の、深く胸に染みいる本年度最高の感動作となっている。

ゴルゴのライバルで元城南工業高校の野球部員、和田圭吾役を務める竜星は 「この熱い映画をやっと皆さんと共有できることを本当に嬉しく思います」と喜びを語り、撮影では、和田の高校時代を演じた武藤潤さんの演技を観て、感じた思いを元に役柄を演じたそうでその感想を武藤さんより求められると、「現場ではご一緒することがなかったのですが監督より(武藤さんの)映像を観せて頂いてから柳楽さんとのシーンだったので、すごく参考になり全てに繋がったのではないかと思います」と振り返った。

また、再会がテーマとなる本作にちなんで“再会したい人”について質問されると「(なでしこジャパンの)岩渕真奈選手と小学校の時に一緒にサッカーをしていたのですが、それ以来会っていないのでいつか一緒にサッカーをしてみたいですね」とコメント。

舞台挨拶の最後には「撮影日数は少なかったのですがこの作品に参加することが出来て心の底から嬉しいと完成した映像を観て最初に思いました。ぜひ青春時代を共にした大切な家族や友達の方々ともう一度足を運んで頂けたら嬉しいです」と笑顔でメッセージを送った。