唐沢寿明・竜星涼 映画『トイ・ストーリー4』大ヒット記念舞台挨拶
7月24日(水)に行われた、映画『トイ・ストーリー4』の大ヒット記念舞台挨拶に唐沢寿明と竜星涼が出席した。
おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆をドラマティックに描き、世界中の観客を感動の渦で包み込んだ ディズニー/ピクサーの大傑作「トイ・ストーリー」シリーズ最新作 映画『トイ・ストーリー4』が7月12日の公開以降、23日までの12日間で興収43億4,000万円、動員数326万人を記録する大ヒットとなり、主人公ウッディ役を務める唐沢はその反響について「面白かったと言って頂くことが多く、ラストについては色々な意見を聞きますね」と笑顔を見せ、「長い時間をかけてシリーズが公開される中、僕の周りにもトイ・ストーリーを好きな人が本当に多くて。子供の頃に観た人が作品と一緒に育ってきたんだなと感じ、愛されている作品だなと思います」とコメント。
また、本作の鍵を握るウッディたちの新たな持ち主であるボニーが作った手作りおもちゃで、新キャラクターとなるフォーキーの声を務める竜星は公開初日に映画館に足を運んだそうで「隣の席に座った女性が、エンドロールで僕が演じていたことを知ったみたいで驚かれていました。違和感なく演じることができたのかなと思うと嬉しいですし、劇場に行くと皆さんこのシーンで笑うんだ、などと色々知ることができて楽しかったです」と語り、演じた感想については「難しかったです。監督と憎めない愛嬌のあるキャラクターをどのように演じるかを考えながらアフレコしました。生まれたばかりの子供のように声のトーンを高くしていましたがだんだん疲れてくると26歳の僕が出てきてしまいました(笑)」と振り返った。
さらにお気に入りのシーンについて「沢山あります。遊園地やアンティークショップでのシーンや(新木優子さんが声を務める)ギャビーギャビーが人生を選択したり、かたやフォーキーが『抱っこして』とおねだりするシーンなど色々ですね」という唐沢のコメントを受けて竜星は「『抱っこして』というセリフを色々なパターンで何回もやりました。珠玉の『抱っこして』になっていますのでぜひ注目して頂けたらと思います」と自信をのぞかせた。
舞台挨拶の終盤には大ヒットを記念し、登壇者による鏡開きも行われ、最後にキャストを代表して唐沢は「おもちゃ、というより人間のストーリーだと思います。深い物語が魅力ですし、新しいキャラクターも活躍してよりパワーアップした本作を何度でも劇場に足を運んで観て頂きたいです」とメッセージを送った。