桜田ひより 映画『映像研には手を出すな!』公開記念前夜祭舞台挨拶
2020年9月24日(木)に行われた、映画『映像研には手を出すな!』公開記念前夜祭舞台挨拶に桜田ひよりが出席した。
『月刊!スピリッツ』にて連載中の話題のコミック『映像研には手を出すな!』の実写映画化である本作で、音響に異常なこだわりをもつ音響部の百目鬼(どうめき)役を演じた桜田は「今日この日を迎えることができ本当にうれしく思います。短い時間ですがよろしくお願いします」と会場に向け挨拶した。
中性的な百目鬼の役作りについて聞かれた桜田は「英勉監督に絶対的な信頼をおいていたので、“どうなってもいい!”と思いながら、かつらとドーランの相談をしに行ったのですが、全然、決まらずに大変でした。金髪でも明るい金髪や茶色に近い金髪とかいろいろありますし、ドーランも色が黒すぎるとダメだし色が薄すぎても、スクリーンで観るとあまり日焼けしているように見えないとか、決めるのが大変でしたが楽しかったです」と振り返った。
出演者が注目シーンについて語るコーナーで、齋藤飛鳥さんが演じる主人公の浅草みどりら映像研メンバーが意見を伝え合うまじめなシーンについての話題が出ると、英監督から桜田が自ら手を挙げて出演したことが明かされ、桜田は「百目鬼はいるのかいないのかわからない、“いつの間にかいた”というキャラクターなのでどこかのシーンでそういうふうにいたら、楽しいだろうなと話をしていました」と撮影を振り返り「百目鬼なりに3人のことを見守っている感じがあるので、私も映像研の3人のやりとりを見てウルウルしていました」と明かした。
また齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さんが演じる映像研の3人の関係性について感じたことを聞かれた桜田は「すごくすばらしい関係性だなと思っていて、現場に入った時にも演技をしている3人のやりとりを見ながらこの3人がいるから映像研が成り立っているし、私もここにいられるんだなと思って、感動しながら毎回、3人を見ていました」と答えた。