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一ノ瀬颯 映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』完成報告イベント



2021年2月9日(火)に行われた、映画『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』完成報告イベントに一ノ瀬颯が出席した。


『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』の豪華3本立てとして『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』が2月20日(土)より公開される。

一ノ瀬は『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』でコウ/リュウソウレッド役を務めた。
テレビシリーズ32話と33話の間をつなぐ知られざるリュウソウジャーたちの物語である本作への思いを聞かれた一ノ瀬は「32話、33話はキャストみんなにとっても、すごくインプレッシブかつターニングポイントになった話だったのでそこを取り上げていただいたことがとてもうれしかったです。

僕自身はテレビシリーズで33話の撮影を迎える前日は(長田)成哉さんにカフェでたくさん相談させてもらっていました。不安もあったけれど、二人で一緒にいいものを作ろうと話し合いをして、それで思いきり演じることができ、今までの役者人生で一番、芝居の世界に存在することができたと感じとても印象に残っています。

今回、そこにつながる部分を32.5話ということで深堀りしていただき、当時の撮影の感覚を思い出し、なつかしく思いながら演じ、ソウルを詰め込みました」と答えた。



また、「魔進戦隊キラメイジャー」の熱田充瑠/キラメイレッド役を演じた小宮璃央さんへスーパー戦隊シリーズを引き継いだ時に託した思いを聞かれた一ノ瀬は「僕の幼少期は友達と遊ぶ時も、一人で遊ぶ時も、戦隊モノのゴッコ遊びをすることに多くの時間をつかい、楽しんで観ながら画面を通して、道徳や倫理観を培ってもらった気がしています。
キラメイジャーもリュウソウジャーもこれまでの戦隊シリーズも、言葉にはしなくても教えてくれる要素がたくさん詰まっていて、観てくれている子どもたちがまた大きくなってスーパー戦隊シリーズを受け継いでいくものだと感じていたのでみんなに希望や夢を与えていることを胸にもって演じていただけたらと思っていました」と語った。

さらにスーパー戦隊シリーズから受け取ったものを聞かれた一ノ瀬は「挑戦する勇気だと思います。小さい頃は思いきりのある行動はできないタイプだったのですが戦隊シリーズを通して“失敗してもいいんだよ”と背中を押してもらいました。失敗をおそれず行動し、その結果自分自身も変わることができるというメッセージを受け取っていた気がしています。
実際に演じさせていただいた時も演技経験がなかったのですが、その中でどう演じるのか、役を通してできること思い切りやってみること、現状維持ではなく殻を破ることの大切さを教えてもらったと思っています」と答えた。

最後に「この作品がリュウソウジャーの最後の作品になると言っても過言ではないと思います。
この1年間それぞれがいろいろな仕事をして、久しぶりに集まって撮影させていただいた時にみんなの絆の強さを感じました。
ここまで仲良くなれる、家族のような存在になれるのは戦隊シリーズならではだと思っています。この思いが天に届くことを確信しています。みなさんともソウルをひとつにしたいので、ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思います」とメッセージを送った。