杉咲花 劇場アニメ『ぼくらのよあけ』完成披露試写会
2022年9月12日（月）に行われた、劇場アニメ『ぼくらのよあけ』完成披露試写会に杉咲花が出席した。
「月刊アフタヌーン」(講談社刊)にて連載され日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の傑作SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」が劇場アニメとして映像化し、2022年10月21日（金）より全国公開する。
宇宙とロボットが大好きな主人公・悠真の声を務める杉咲は「今日はお越しくださってありがとうございます。悠真の声を担当させていただきました杉咲花です。短い時間ですがよろしくお願い致します」と話し、収録を振り返って「悠真と一緒にワクワクして、胸がぎゅっとなりながら冒険をしているような気持ちになれ特別な体験でした」とコメント。
人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコの声を担当した悠木碧さんより、杉咲の声で悠真の優しさが見える場面が沢山あったと感想をいただくと「嬉しいです。不慣れな部分が沢山あったので大丈夫かなと緊張していたのですが、悠木さんのとてもキュートで温かい声に心を動かされながら、台本を読んで想像していた以上に豊かなところに連れてっていただけた感覚があって、ご一緒できて幸せでした」と笑顔を見せた。
本作のストーリーにちなみ、幼い頃の冒険した思い出について聞かれると「小学2年生の頃、初めて友達の家にお泊まりに行った時です。いつも一緒にご飯を食べておやすみと言って寝ていたのに側に家族がいないという寂しさが、小さい頃の自分にとっての冒険だったなと思います」と答え、最後は登壇者を代表し「夢のあるテーマの物語だと思うのですが、物語の中では悠真やナナコ、登場人物たちが自分の叶えたいものに向かってまっすぐに突き進んでいく姿が描かれていて、実はすごく身近なことのように思える物語なのではと思っています。映画を観終わった後に、大切なものをもっと大切にしたいと思っていただけたら嬉しいですし、明日からも皆さんだけの、皆さんにだけ見える“よあけ”が訪れることを願っています」とメッセージを送った。