杉咲花 劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公開記念舞台挨拶
2022年10月22日(土)に行われた、劇場アニメ『ぼくらのよあけ』公開記念舞台挨拶に杉咲花が出席した。
「月刊アフタヌーン」(講談社刊)にて連載され日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の傑作SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」が劇場アニメとして映像化し、2022年10月21日(金)より全国公開された。
宇宙とロボットが大好きな主人公・悠真の声を務める杉咲は「皆さんこんにちは。今日はお越しいただきありがとうございます。よろしくお願い致します」と挨拶し、同作品がスペインで行われたシッチェス映画祭で上映し、現地の様子がスクリーンに投影されると「愛のある映像で胸が熱くなりました。映像の美しさに感動したり、この映画からパワーを受け取るという同じ気持ちを共有できたのかなと思うと、とても嬉しいです」と笑顔を見せた。
ここから、スペシャルゲストとして宇宙飛行士の毛利衛さんが登場し、黒川智之監督と3人でトークセッションが進み、壮大な景色を誰と見たいかという質問に「母親と太陽に照らされた地球を見たいです。(地球にいると)いつも光を受けている側なので、光に当たった地球がどのよな景色なのだろうと気になり、見てみたいと思いました」と話し、食べてみたい宇宙食について聞かれると「どんな宇宙食があるのか調べていたのですが、調べると切り餅が出てきて、どのように食べるのか気になりました。食べ馴染みのあるものはホッとするのかなと思い、食べてみたいです」とコメント。
最後に「私はこの映画のラストシーンがとても好きで、悠真やナナコ、宇宙船の関わりを通して、分かり合いたいと思う存在や、分かり合えないと思う存在だからこそ歩み寄る大切さを教えてくれる作品だなと思いました。それは対人関係を大切に築いていく大事なヒントとして、すごく心に響くメッセージだと思っています。美しくてスペクタクルな作品にワクワク、そしてささやかな勇気をいただけると思います。沢山の方々にこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」とメッセージを送った。