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山崎育三郎 映画『イチケイのカラス』初日舞台挨拶



2023年1月13日(金)に行われた、映画『イチケイのカラス』初日舞台挨拶に山崎育三郎が出席した。



講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>を舞台とする、日本の民放連続ドラマ史上初めて刑事裁判官を主人公にした新しい切り口と、真実をつかもうとする中で見える切ない人間ドラマが視聴者の心を掴み、平均世帯視聴率12.6%という令和“月 9”No.1の高視聴率を獲得!
そんな『イチケイのカラス』が映画として1月13日(金)より全国公開した。

全国100館で舞台挨拶が生中継され、ミスターパーフェクト検事のはずが今回も裁判官の入間みちおに振り回される井出伊織役を演じた山崎は「僕はパーフェクトですが、井出くんはパーフェクトじゃないです。(会場が)ウケませんでした(笑)今日は全国でご覧になっている皆さんも楽しんでいますでしょうか。短い時間ですが皆さんと楽しい時間を過ごせればと思っております。どうぞよろしくお願い致します」と挨拶。

田中亮監督からの竹野内豊さんのチャーミングさが入間みちおと通じる部分があるというトークに対し「僕が出たミュージカルに帝国劇場まで観にきてくださって。冒頭からセンターでかっこよく登場してずっとやっていたのですが始まって15分、僕だって気付かなかったという(笑)いらっしゃった2000人全員気付いていたのですが、竹野内さんだけ気付かなかったというエピソードがみちおさんっぽいなと思いました」と明かし、コミカルなシーンが多い井出の役柄について「井出であれば入間みちおをどうにかコントロールできて、映画ではバディになれるのではと思っていたのですが、全く振り向いてもらえず、何も変わりませんでした。恋愛に関しては独特なのですが、個人的には可愛いと思っています。そういう部分も監督に引き出していただきました」とコメント。

イベントの終盤にはSuperflyが主題歌「Farewell」のアコースティックバージョンを披露し、会場が拍手で包まれる中、司会者より「歌いたくなっちゃいますか?」と聞かれた山崎は「そんなことないです。違うでしょ、今日は(笑)」と即座に突っ込みつつ「この映画は、それぞれ自分の立場や自分の正義がある中で戦う人物が登場しますが、全てを包み込んで受け入れてくれるような思いを、今日はアコースティックバージョンでより感じて感動的でした。素敵な演奏をありがとうございました」と感謝を述べた。