山崎育三郎 テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』トーク取材会
2023年1月15日(日)に行われた、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』トーク取材会に山崎育三郎が出席した。
一刻を争う緊迫感、卓越した技術で挑む手術、命を救う感動――いつの時代も不動の人気を誇る医療ドラマに、メスを持たない医師という、これまでとは全く異なる新たな物語『リエゾン-こどものこころ診療所-』。ただでさえ多くの人が生きづらさを感じる現代で、不得意なことがあったり、時に周りを困らせてしまったりする特性=凸凹(でこぼこ)を持つ発達障害の子どもとその家族は、計り知れない苦悩を抱えている。本作では郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、発達障害をはじめ、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く。
さやま・こどもクリニックの院長で本作の主人公・佐山卓役を演じる山崎は「本日は足を運んでいただきありがとうございます。佐山卓を演じさせていただいております山崎育三郎です。今日は普段撮影をしているクリニックで(取材会を)行うということで、撮影の雰囲気を皆さんに感じていただきながら楽しいトークができればと思います。最後までよろしくお願い致します」と挨拶。
役作りについて「監修に関わってくださっている先生のドキュメンタリーや資料を読んだり、現場でも監修の方が現場でずっと僕たちの芝居を見てくださり、ずっと話し合いながら進めているので日々気付かされる事ばかりというか、現在進行形で勉強中です」と語り、沢山の子供たちとの共演に「子供たちに助けられる瞬間が多いです。大人になると現場での在り方、お芝居も含めて色々なことを考えてしまいますが、自然体でそのままお芝居をするので、子供たちを見ていると自分の気持ちもしっかり動いたりします。温かく受け入れて沢山コミュニーケーションをとるように心掛けていますが、佐山先生として役柄のままずっと(現場に)いるような感覚があります」とコメント
また、チェロが趣味という役柄のため練習を重ねているそうで「初日に数時間レッスンを受けて、先生から『始めて1年ぐらいたった人のように上手い』と褒めていただきました。元々、チェロという楽器が好きで、ミュージカルでもオーケストラにチェロの方がいらっしゃるためフォームや音色を耳にしていたからか、すっと入っていけるように感じました」と話し、フリップトークでは“2023年チャレンジしたいこと”について「始球式」と回答。その理由として「球場で歌わせていただいたことはあったのですが、投げていないんです。全国大会ベスト8で、小学校の時ピッチャーをしていました。凄く上手なのですけれど(笑)いつでも肩は作っておりますのでぜひお待ちしております。始球式も歌うことも(両方)できたらいいですね。もしくは歌いながら投げます(笑)」とアピールした。
最後は登壇者を代表し「この作品は凸凹を抱えた子供たちと向き合うドラマではあるのですが、今この社会に生きづらさを感じている方々やどんな人にも寄り添う3人(佐山、松本穂香さん演じる遠野志保、栗山千明さん演じる向山和樹)なので、この作品を観て元気や勇気をもらって明日から頑張ろうと思える作品になっています。どうぞ毎週金曜日『リエゾン-こどものこころ診療所-』を楽しみにしていただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました」とメッセージを送った。