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沢村一樹 『名探偵コナン 黒鉄の魚影』公開記念舞台挨拶



2023年4月15日(土)に行われた、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』公開記念舞台挨拶に沢村一樹が出席した。

原作者・青山剛昌によるコミックスが4月12日(水)に103巻に到達(累計発行部数は全世界2.7億部を突破)、TVアニメシリーズも放送1000回を突破するなど、ますます勢いを増している「名探偵コナン」。その人気はとどまることなく、世界中で愛される作品として不動の地位を築きあげた劇場版シリーズの最新作『名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)』が4月14日(金)より公開した。

『パシフィック・ブイ』の局長・牧野洋輔役の沢村は「皆さんこんにちは、沢村一樹です。皆さん観終わったところですよね。すごいでしょう?泣いたでしょう?この状況でコナンくんと哀ちゃんが出てきたらきゃーっと言いたいですよね。声を出したいけれど出せない代わりに皆さん手で表現していただいてもいいですか?」と呼びかけ、会場は大きな拍手に包まれる中「正直、映画が終わった後に僕が出てきても誰ってなるんじゃないかという気持ちがあったのですが(笑)それぐらいラストにかけてのコナンくんと哀ちゃんが凄かったですよね。謎解きも素晴らしかったですし。僕は試写室で観たのですが、皆さんが抱えている熱量が凄く分かります。このまま(熱量を)家に持ち帰って沢山の人に今の気持ちを伝えて、どんどん皆さんの力でファンを広げていっていただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します」と挨拶。



サプライズで壇上には全国のファンからのコメントパネルが用意され、コナンも沢村も好きという方から『今年のコナンは這ってでも映画館に通わなくては』というメッセージに「ありがたいです。這っている姿を見たいですね(笑)」とジョークを飛ばし、公開1日目で観客動員数58万人、興行収入8.5億円を突破という大ヒットスタートを切り、改めて本作に参加した実感がわくかという質問に「実感だらけなのですが、ここに別の会場から(声優陣の)皆さんと移動してきた時に会話を近くで聞いたり、今、隣で(江戸川コナンの声を務める)高山さんがお話されている声を聞いたりと、不思議な体験をさせていただいています。今(会場の)皆さんに自慢をしているところです(笑)昨日は電波ジャックをしたのですが、終わった後にマネージャーがどうしてもコナンファンの皆さんと映画が観たいと映画館に行ったそうなのですが、凄く楽しかったみたいです。今回参加させていただいて感じたのが、コナンファンの方々の熱量が凄く、また温かく優しいんです。それを間近で、肌で感じることができたのが一番の宝ですし、今回26作品目で参加させていただいたこの縁に本当に感謝したいと思っています。皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝を述べた。

今後のプロモーションについては「まだまだヒットが続いたら全てのスケジュールをキャンセルして参加したいです(笑)」と意気込み、立川譲監督より沢村が牧野洋輔のキャラクターに合っていたという言葉に「僕がマイクの前にたつずっと前から準備をされて、0から1を作る作業ってすごく大変なので、敬意もありますし、エンドロールを見ると沢山の人が関わっていて。一身に背負うことを考えると、どうしても腰が低くなります。素晴らしい作品をありがとうございます」と語った。