山崎育三郎 ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』囲み取材
2023年5月14日(日)に行われた、ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』囲み取材に山崎育三郎が出席した。
ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』はアラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』と、ジョニー・デップ主演で2004年に公開された同タイトルの映画を元に創られたミュージカル作品。2015年にブロードウェイで開幕し、多数のメディアから「何年も心に残るであろう必見の舞台」と絶賛された人気作で今回は、注目の演出家・小山ゆうなによる新演出版での上演となる。
物語の主人公・名作『ピーターパン』の作者である劇作家ジェームズ・バリ役を務める山崎は注目して欲しいシーンについて「沢山あるのですが、やっぱりラスト15分間は何度やっても自分の心が震えるといいますか、この作品でのそれぞれの役の葛藤や思いが、ピーターパンの物語の全てにマッチして組み合わさる瞬間があって。何度やっても涙を堪えるのが大変というぐらい、すごく美しいラスト15分は絶対観ていただきたいシーンです」と話し、この物語の一番伝えたいテーマを聞かれると「自分としてはこの作品に出会って改めて自分にとって一番大切なものに気付かされたり、今日も舞台に立っていて自分が12歳の頃に初めてステージに立ったことを思い出しました。観客の皆さんにとって自分の原点にかえるような作品、皆さんの人生を重ね合わせるような作品になっていると思うので、初心にかえれるような作品というのが一つテーマになっているのではと思います」と語った。
最後は「こんな作品を待っていましたというぐらい、僕は本当に大好きな作品となりました。演劇でしか作り出せない奇跡のステージが出来上がっていますのでぜひ会場で体感していただきたいと思います。よろしくお願い致します!」と呼びかけた。