天海祐希 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』完成披露試写会
2024年12月3日(火)に行われた、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』完成披露試写会に天海祐希が出席した。
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる大人気の小説が遂に実写映画化!12月13日(金)より全国公開する。
“銭天堂”店主・紅子役を演じる天海は「紅子役をやらせていただきました天海祐希です。こうやって皆さんに観ていただける日が来て、すごく嬉しく思っております。今日はどうぞごゆっくり楽しんでいっていただけたらと思います。よろしくお願い致します」と挨拶。
完成した作品を観て「監督と同じ時に拝見したんですけれど、自分が出ていないシーンはこんなふうになっているんだと思って、すごく楽しくて、引き込まれていって、最後は主題歌で頭を振っていたのを監督に見られていました」と話し、原作のキャラクターを演じたことについて「やはり、これだけ愛されている原作ですので、ファンの方が沢山いらっしゃいますよね。日本のみならず、原作ファンの方達にこそ楽しんでいただけるようにという思いは心の大きな部分を占めていて、できる限り紅子さんとして受け入れていただけるようにということを一番に考えて演じていました」と語った。
共演者についての印象を聞かれると「(よどみ役の)萌音ちゃんは共通の知り合いの方がいらっしゃって、宝塚の先輩で恩師の方なのですが、その方からお話を伺っていて。いつか会えたらなんて思っていたら、こんな形で敵対する役でお会いして、あの扮装があったからこそ、恥ずかしいなという気持ちもなく、ボンってぶつかれたのかもしれないです。本当に楽しそうに、面白い役を全力で楽しんでいらっしゃったので、見ていてこちらも幸せになりました。(等々力小太郎役の)大橋くんはやっぱりすごいアイドルさんじゃないですか。腰が低くて元気で明るく、そしてハンサム。どうしてこんな“お子”ができるんだろうと思って『お母様はどんな人?』『どうやって育てられたの?』とずっとお話を聞いて、やっぱりちゃんと志を持ってここに向かって歩いていた方なんだなって。そりゃそうですよね、じゃなきゃここまでドンと構えて足を大地につけてこられないよなと思いました。(相田陽子役の)六花ちゃんはすごく緊張されていたと思いますが、セットでご一緒した時に、皆さんに共通して言えるんですけれど、とても真摯に一生懸命にまっすぐにぶつかってこられた方だったので、なんかもう私の心が洗われました。本当に」とコメント。
最後はキャストを代表して「細かい部分まで、本当に丁寧にスタッフ、キャストみんなで作り上げた作品です。沢山の方に観ていただけるのを心から待っている作品です。ぜひ 何度も足を運んでください。そして楽しんでいってください。何か1つ心に残るものがあったら、私達は本当に幸せです。どうぞよろしくお願い致します」と笑顔でメッセージを送った。