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沢村一樹 映画『グランメゾン・パリ』初日舞台挨拶



2019年にTBSの日曜劇場枠で放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ「グランメゾン東京」。放送当時から大きな話題を呼んだドラマの続きを描いた今回の映画は、日本を飛び出し、フランス料理の本場・パリが舞台。実際にパリで大規模なロケ撮影も行われた映画『グランメゾン・パリ』が、12月30日(月)に公開を迎えた。



京野陸太郎役の沢村は「去年のちょうど12月ぐらいからスペシャルの撮影が始まって、それが終わってパリに移動して映画を撮りました。(今年の)12月に入ってからずっとグランメゾン漬けで、色々な方に観てほしいなということで、色々な所でグランメゾンを宣伝してきたのですが、今日は全国で生中継を観てくださっている方も一緒に公開の喜びを共有できたらなと思います。今日は足を運んでいただいてありがとうございます」と話し、初日を迎えて「いよいよ我々の手から離れていくんだなっていう寂しさはやっぱり僕も感じているのですが、テレビと映画は使うカメラも違うし、スクリーンで観られるように作っているので、できるだけ劇場まで足を運んでいただいて、料理の色とパリの街と、あとは音から伝わってくる香りや味を1人でも多くの方に味わってほしいです。皆さんの力で1人でも多くの方に観ていただくように広めていただけたら嬉しいなと思います」とコメント。



パリでは本作の料理監修も務める小林圭シェフの店にも訪れたそうで「実際に営業している厨房も特別に見させていただいて、すごかったです。僕がいる場所はもうステージの上なんですね。料理を受け取ったところから違うステージのところに料理が運ばれるのですが、みんなの阿吽の呼吸がすごいんですよ。サッカーの試合とかバスケの試合では何も言わなくてもノールックでパスすることがあるじゃないですか。あれが厨房の中で行われて、全く淀みなく、みんなの呼吸がぴたっと1つになって、それを繰り返して、コースだったら最初の前菜からメイン、最後のデザートまでっていうのをテーブルごとに全部やらなきゃいけないのですごいなって。全然優雅な世界ではなく、アスリート達の集まりを実際に見させてもらったような感じで、本当にこのドラマに関わっていてよかったなと思うことの大きな1つです」と振り返り、尾花夏樹役の木村拓哉さんの調理シーンについて「間近で見た時に圭くんと同じ動きでした。番組で20年ぐらい料理を作っていたので、もう料理人になっているところがあるんですよ。盛り付けのシーンや包丁を入れるところなんかは圭くんがやっている動きとそっくりで、さすがだなと思いました」と語った。