伊藤あさひMBSドラマ特区『ふったらどしゃぶり』第1話先行試写・トークイベント
2025年1月8日(水)に行われたMBSドラマ特区『ふったらどしゃぶり』第1話先行試写・トークイベントに伊藤あさひが出席した。
WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)での連載を経て2013年に文庫化、2018年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、大人の愛と性に迫った一穂ミチのBL代表作「ふったらどしゃぶり When it rains, it pours」が実写ドラマ化。2025年1月9日(木)よりMBSドラマ特区枠でスタートする。
主演・半井整役を務める伊藤は「半井整を演じました伊藤あさひです。今回の役は本当に難しかったです。自分史上1番苦しかった撮影期間だったんじゃないかなと思うぐらい難しい役で色々思い詰めていましたが、その苦しんだ期間も含めて、この素敵なキャストの皆さんとスタッフの皆さんと過ごした時間が、この作品に美しく表れているんじゃないかなと思っています。1話を観ていただいたと思うんですけれども、2話以降も楽しみにしていただきたい作品です。本日はよろしくお願いします」と挨拶し、役柄を演じて「松本大輝くん演じる和章に本音を言っても全部はねのけられてしまうシーンが沢山あって、その時期は整と同じ気持ちで苦しかったなと思い、楽しかった撮影ではあったんですけれど、自分的には本当に挑戦の多い撮影だったなと振り返って思います。整の持っている一見掴みどころがない性格や、少し挑戦的な目をしたり(W主演の武藤潤さん演じる)一顕と和章に見せる表情の違いを丁寧に表現していかなきゃなと現場に入る前から思っていたので、そこは意識して演じました」とコメント。
印象的なシーンについて「オープニングの傘をさすシーンは原作やドラマの象徴的なシーンでもあるんですけれど、一顕が後ろから傘をさして、雨に濡れている整が振り返るというシーンなのですが、テストの時に、なぜか振り返ったら一顕のほうがびしょ濡れになっていて爆笑しちゃって(笑)これだと話が変わってくるぞと思いました」と振り返り、新年の抱負を聞かれると“石橋を叩いて元気良く渡る”と書いたフリップを掲げ「実は僕、厄年でして昨日ちょうど厄払いをしてきたんですけれど、慎重に行くところはちゃんと慎重に行きつつ、大丈夫だと思ったら元気よく成し遂げるというのを今年の抱負にしようと思いました」と述べた。
最後は「この作品はリアルだし、色々な人に共感できるところがあると思うので、共感しながら1人1人に感情移入していただきたいと思いますし、この作品は本当に美しいし、 切ないし、苦しいし。でもその分皆さんにとって愛しい、そんな作品になるなと僕達は思っているので、皆さんに最後まで愛していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」とメッセージを送った。