山口智子『総合芸術学校エンドレス・アカデミー』開校記念 記者発表
2025年3月27日(木)に行われた『総合芸術学校エンドレス・アカデミー』開校記念 記者発表に山口智子が出席した。
舞台『東京リベンジャーズ』や舞台『ブルーロック』など数多くの人気2.5次元舞台を制作・プロデュースする Office ENDLESS(代表取締役 下浦貴敬氏)は、「次世代のエンタメを担う人材」を育成する総合芸術学校「エンドレス・アカデミー」を2025年4月に開校する。
スペシャルゲストとして登壇した山口は、『エンドレス・アカデミー』の設立について「まず、テーマがめちゃくちゃ素晴らしいんですよ。私も常々心に刻んで、自分に言い聞かせていることは、人生はいつからでも学び始めることができるし、学び直すことができるし、学びによって夢を掴むものだと信じているので、何歳から、いつからでも夢への学びができることが素晴らしいです。学校は人と人が出会う場であり、そこには感動や発見があり、それぞれの分野を学びながら、自分ならではの力で世のハッピーのために役立っていけるかを探っていく。それが学びですよね。還暦を迎えて新たに学ぶ意欲がふつふつと湧いて、大人になってからの学びをすごく楽しんでいる最中です」とコメント。
また、キャリアサポートなど、学校の特色を聞いて「人生って、ガチガチに決めるというより海を航海する時と同じで、風をよんだり、波を感じながら、そこに身をゆだねて、周りからの情報や刺激を受けて、自分をどう変えていくかを方向修正しながら的確な進路を決めていく。変化に対して自分がどう立ち向かっていくかを学ぶことも、人生にとって大事なポイントだと思うので、そこの後押しや人生の航海に対して『いってらっしゃい』と温かい応援をしてくださるのが最強のストロングポイントですね」と話し、夢を持つ大切さについて「夢を持つことが一番難しいですよね。私は家業を継げと言われながら育ったので、大きくなった時に『私は一体何になりたいんだろう、何をやりたいんだろう』ということが全く分からないまま、周りの方から俳優という道に引っ張り上げていただいて。でも、その道に入ってからも、自分は全然学んでこなかったのに、こんな仕事をしていいのだろうかと悶々としていたんですよね。でも夢って自分が分からなくても、その時に与えられた、その一瞬に自分の心が動く限り、力を尽くしている限りは、誰かが引っ張り上げてくれて、あなたにはこれが向いているよっていう風を送ってくれたり、必ず周りが応援してくれるような気がするんです。心が動くことに対して、とにかく懸命に力を尽くすことは大事だなと思います。自分の心にまず耳を傾ける、自分の心の声を聞くことはとても大事だと思っていて。自分で決める限り、選択する限りは、絶対に後悔はしないですよね。心が動くのであれば、迷っている時間があるのならば、とにかく一歩踏み出す。最近“体感”という言葉が好きで、頭で考えるよりは体感。意外に本質に近い答えがちゃんと潜んでいるような気がするので、まず一歩を踏み出して前に出てみるっていうことをしていただきたいと思います」と語った。