天海祐希 ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳2003』公開直前舞台挨拶
4月4日(土)、ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳2003』の公開直前舞台挨拶が行われ、天海祐希が出席 しました。
今年で35周年を迎える劇団☆新感線。ゲキ×シネはその話 題の舞台を映画館で体感できる新感覚の映像エンターテインメントで、2003年に東京は新橋演舞場、大阪は大阪松竹座にて上演し観客を興奮の渦に巻き込んだ『阿修羅城の瞳2003』がデジタルリマスター版で全国上映されます。
壮絶な過去を持つ出門役の市川染五郎さんは、飄々としながらもぞくぞくするほどの男の色気を合わせ持ち、鬼気迫る瞬速の立ち回りで観客を圧倒。その出門に近づく謎の女・つばきと鬼の王・阿修羅を見事に演じ分けた天海は、その気風の良さと迫力ある存在感で観客を魅了しました。
文化文政、一見平和そうに見える裏で、人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた巨大都市・江戸。江戸の闇から魔を救うために組織された特務機関“鬼御門”病葉出門は、そこで“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師でしたが、5年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、今では鶴屋南北一座に弟子入りしていました。しかし、謎の女・つばきと出会うことで、出門の運命は次第に狂っていくことになります。
舞台挨拶では、
「このように12年前の作品が映像になって観ていただけることが嬉しいです。劇団☆新感線にこの作品で初めて参加させていただいたのですが、とても楽しかったですし、ワクワクするような役者さんが揃っていて、そこに参加させていただけることが嬉しかったです」とコメント。
また、本作への出演について
「2000年に上演された時の『阿修羅城の瞳』のビデオをいただいていたのですが、私も出たくて悔しくて観られないままだったんです。それが、2003年に出られると分かった時にやっと拝見させていただきました。その時は富田靖子さんがつばき役をやられていたのですが、とてもかわいらしいつばきが鬼に転生していく感じがとても切なかったです。私は富田さんの素敵だなと思ったところを吸収させてもらって、私なりのつばきができたらなと思いました」とエピソー ドを明かしました。
ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳2003』は、4月11日(土)公開です。