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竜星涼 映画『リスタートはただいまのあとで』公開記念舞台挨拶



2020年9月5日(土)に行われた映画『リスタートはただいまのあとで』の公開記念舞台挨拶に竜星涼が出席した。

癒し系“純愛BL映画”である本作で、竜星は田舎暮らしで優しい熊井大和役を演じ、古川雄輝さんとともにW主演を務めた。

映画上映後の舞台挨拶に登壇した竜星は、「こうやってみなさんが映画館に来てくださって、本当にうれしく思います。みなさんマスクしていただいてますが、笑いたいところがあったら、ぜひ笑ってください。よろしくお願いします」と観客のみなさんに挨拶した。

癒し系ムービーといわれる本作にちなみ、最近、癒されていることを聞かれた竜星は、「撮影中は地元の方々と飲みに行く機会があり、いい息抜きができ、癒しになりました。最近はその時に出会った方々が、“新聞に載っているよ”とか、“観たよ!”と連絡くださっていて癒されています。僕の親よりも上の年代のおじさんたちなのですが、みなさん応援してくださっています。LINEの返信もすごく速いんです(笑)」と明かした。

また、本作のタイトルにちなみリスタートしたいことを聞かれた竜星は、「リスタートしたいことがそこまでないほど、今の人生に満足していますね。あえていうなら、もっと学生のころ歴史の勉強とかちゃんとやっておけばよかったなと今の仕事をしていると思います。学生の時の勉強はためになると感じるので、リスタートというよりは、反省ですね」と明かした。

長野県にて撮影された本作で印象に残っているシーンを聞かれると、「全編的に長野の美しい景色や澄んだきれいな寒空が映画におさめられていて印象的ですね」と語り、撮影の時期について「ダウンコートなどを着て撮影するほど寒い時期でした。特に、お風呂のシーンはお湯につかっていなかったので激寒で、震えながら演じていました」と明かした。

古川さん、竜星ともにデビューから10周年ということで10年間を振りかえった今の想いを聞かれると、「あっという間に10年もたってしまったので、はじめたばかりという感覚でいられないことはさみしいですね。今年は、コロナ禍の影響で少し足を止める時間があったことで、今までずっと前に向かって進み続けてきたので、自分や仕事に向き合うことができました。ちょうど10年の節目のタイミングで、それこそリスタートといいますか、俳優として歩んでいく新たな決意をすることができました」と振り返った。トライしたい役を聞かれると「僕をもとめてくださるのであれば、どんな役も挑戦していきたいですが、この前、男同士の友情を描いたインド映画を観て、日本ではあまりないジャンルの映画だったので、こういうのやってみたいなと思いましたね」と答えた。

共演者の方々との思い出を聞かれると「螢雪次朗さんとは一緒に地元の方々と、合流して飲んでいましたね。同じ年の(佐野)岳くんとは、すごく久しぶりの共演でいいパワーをもらいました」と明かした。

最後におすすめのシーンを聞かれると、「螢雪次朗さんが演じる熊井のじいちゃんと、大和がお互いの想いを伝え合うシーンは、僕自身も感慨深いものがありました。やさしさに包まれて、次のステップに進む、セリフ以上の見応えがある場面だと思います」と答えた。さらに観客のみなさんへ向けて「こういう状況で映画館に足を運んでいただける方がいらっしゃることで演じる僕たちも救われています。観てくださった方々に何かをお届けできるよう、がんばっていきます。今年の夏はなかなか出かけたりすることが難しかったと思いますが、この映画は旅に出たような、癒しをきっと届けることができると思っていますのでぜひいろんな方にすすめていただけるとうれしいです。本日はありがとうございました」とメッセージを送り締めくくった。