唐沢寿明 ドラマ『24 JAPAN』制作発表記者会見
2020年10月1日(木)に行われた、ドラマ『24 JAPAN』制作発表記者会見に唐沢寿明が出席した。
アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアーが凶悪なテロ事件と戦う姿を描いた米国ドラマ『24』の日本版リメイクである本作で唐沢はCTU捜査官の獅堂現馬(しどうげんば)役で主演を務める。
出演が決まった時の感想を聞かれた唐沢は「今でもたまに見るくらい『24』の大ファンで、当時から携帯電話の着信音はCTUの内線音にしていたんです。この作品のオファーをいただいた時にバレないか妙に意識してしまい、周りからも“(ジャック役)唐沢さんじゃないの?”と言われて、まず着信音を変えなきゃと思って普通の音に戻しました」と明かした。また「最初は『24 JAPAN』って書いてあるのを見て別の作品でコメディかなにかだと思ったんです。そしたら『24』のリメイクだということで、驚きが強かったですよね」と振り返った。
撮影現場について聞かれると「ミサイルが飛んでくるとか派手な演出はないのですが、その分、緊張感があるやりとりとかが多いのでそんなに大変なシーンでなくても疲れていたり、集中していたと思います。オリジナル版に近い集中力を切らさずにやらなければという思いが強いのでいつもグッと集中してますね」と明かした。
唐沢がジャック・バウアーの同僚であるトニー・アルメイダのファンだということについて聞かれると「当時はCTUの着信音にして携帯がかかってきたら必ず“アルメイダ”と名乗って出ていました(笑)。アルメイダは哀愁があってかっこいいと思っていて、彼は決して幸せではないのですが、そこに惹かれるんです」と答えた。
もし24時間自由時間があったら何がしたいかという質問には「休まないで、家の中でテキパキしてますね」とコメント、さらに2クールの長丁場の撮影ならではの準備などについて聞かれると「2クールはこれまでも経験があるのですが、基本は健康だと思うので、すごく気を使っています。あとはいきなり太ったりもできませんね。ただ、撮影がはじまってからコロナ禍になり2カ月以上撮影が止まっていたんです。それで再開してから若干、髪型がつながっていない箇所があるかもしれません。そういう部分も楽しんでいただけたらと思います(笑)」と答えた。さらに、来年やりたいことについて質問されると「来年もまだこの作品の撮影があるので、まずはこの作品に集中して、しっかりやるということですね」とコメントした。
リメイク版ということでのプレッシャーについて聞かれると、「当時見ていた方々、『24』の話をはじめたら止まらなくなるぐらいの方々が、どう感じながら見てくれるということの闘いでもあり自分自身の健康もそうですし、同じ熱量で最後までいかなければいけないので気が抜けないですね。ちょっとでも気が抜けるとファンの方に見透かされてしまうので最後まで集中して取り組んでいきます」と答えた。
最後に「当時オリジナル版を見ていた方も、“あんなシーンあったな”というシーンや“えっ、こんなシーンあったっけ?”という日本版独自のキャラクターや設定を変えている部分もありますので楽しんでいただけると思います。オリジナル版を見たことがない世代の方々もハマって見ていただける作品になっていると思いますので期待して見続けていただきたいと思います」と意気込みを語った。
■「24 JAPAN」
唐沢寿明:主演・獅堂現馬 役
片瀬那奈:氷川七々美 役
上杉柊平:長谷部研矢 役
桜田ひより:獅堂美有 役
毎週金曜 23:15〜
テレビ朝日系
※10/9スタート(全24話)
[ドラマ公式サイト]https://www.tv-asahi.co.jp/24japan/