天海祐希 映画『老後の資金がありません！』完成披露プレミアイベント
2021年10月21日（木）に行われた、映画『老後の資金がありません！』完成披露プレミアイベントに天海祐希が出席した。
2011年刊行・垣谷美雨氏の40万部突破のベストセラー小説『老後の資金がありません』（中公文庫）を原作とする本作で天海はお金の災難に振り回される普通の主婦・後藤篤子役で主演を務めた。
1年の延期を経てようやく本作が公開を迎える今の気持ちを質問された天海は「しあわせで、ありがたいと思っています。ちょっとでもみなさんが安心して映画館に足を運んでいただけるようまだまだ大変なこともありますが、ぜひいらしてくださいと言えるようになってすごくよかったなと思っています」と答えた。
篤子の夫・章役を演じた松重豊さんとの共演について天海は「松重さんが現場にいてくださると本当に心強くてとても冷静にいろんなことを見てくださって私を後ろからとても支えてくださったと思っています」と明かした。
また、章の妹・志津子役を演じた若村麻由美さんとの共演について「私からみて若村さんは素晴らしい女優さんでドキドキして現場に行きました」と語った。
イベントでは篤子の姑・芳乃役を演じた草笛光子さんが10月22日に88歳のお誕生日を迎えられることをお祝いし天海は「本当におめでとうございます！草笛さんのことを中世ヨーロッパの貴婦人と呼ばせていただいているのですがこんなに品がある先輩がいてくださると元気になれます。ますます美しく、ますます若々しく、そしていつまでもかわいらしく素敵な草笛さんでいてください」とメッセージを送った。
また、氷川きよしさんによって主題歌「Happy！」が生披露されると天海は「初めて完成した本作を観た時に、ほのぼのと終わると思ったらラテンのリズムが流れてびっくりしてきよしさんの歌と映画が泣きそうになるくらい素敵だと思いました。今日は頼まれてもいないのに後ろで踊ってしまいました(笑)」とコメントした。
最後に天海は「公開の延期から1年待ってこうして、100％のお客様が会場に入っていただけるようになったことこれはみなさんの辛抱と我慢と努力で今の状況があると思っています。映画館にぜひ足を運んでくださいと言えるようになったことがうれしく、このタイミングで映画を公開できることをしあわせに思っています。みなさんの日常に役に立つ映画になっていますのでご夫婦はもちろん、お母さま、お父さま、ご友人と何度でも映画館に足を運んでいただけたらと思います。わたしたちみんながんばりました。心をこめてみなさんに届きますように。今日は本当にありがとうございました」とメッセージを送った。