天海祐希 映画『老後の資金がありません！』大ヒット御礼舞台挨拶
2021年11月10日（水）に行われた、映画『老後の資金がありません！』大ヒット御礼舞台挨拶に天海祐希が出席した。
垣谷美雨氏の40万部突破のベストセラー小説「老後の資金がありません」（中公文庫）を映画化した本作でお金の災難に立て続けに襲われる主婦・後藤篤子役で主演を務めた天海は「こうやってみなさんに元気な姿をお見せすることができ、そして、みなさんの元気なお姿を見ることができとてもしあわせです。短い時間ですがみなさんと楽しい時間を過ごせたらと思っています」と挨拶した。
本作公開後の周囲の反響について質問された天海は「母や友人が観てくれました。うちの母は娘の仕事にあまり口を出してはいけないと思っているみたいであまり細かなことは言わないのですが、“観たわよー、面白かったわー”と言ってくれました」と明かした。
篤子の友人・サツキ役を演じた柴田理恵さんとの共演について質問された天海は「柴田さんは壁をつくらずオープンでとてもフレンドリーでいてくださるので本当に気をつかわず過ごせる撮影現場でした。柴田さんは富山のご出身ですが私も父方の祖父母が富山出身なので富山の美味しい水だんごのお話とか懐かしい話をしていました」と振り返った。
さらにフィナーレの歌唱シーンについて「寒い時期に撮影したので、時間がたつと太陽の位置が変わって影がどんどん動いてしまうんです。大人数で時間と闘いながらの大変なシーンでしたがとても思い出に残るワンシーンになっています」と語った。
篤子の娘の結婚相手の両親役を演じた佐々木健介、北斗晶夫妻との共演について質問された天海は「いつもテレビで拝見しているときにとてもまじめな印象をもっていたのですが共演させていただいてまさにその通りでした。お着物を着られていたので、着崩れないよう微動だにせずずっとお二人でセリフの練習をされている姿が印象的でした。正面から一所懸命に取り組んでくださってとても素敵なシーンになりました」と答えた。
最後に天海は「何回観ても楽しんでいただける作品になっていると思いますのでぜひ周りの方におすすめしていただけると嬉しいです。ご家族やご友人と老後のことやいろんなお話をするきっかけにこの作品がなったらいいなと思っています。そして、映画館の帰り道にはこの作品の主題歌のようにハッピーな気持ちになっていただけたらうれしいです。たくさんの方に観ていただけて本当にしあわせですがまだまだたくさんの方に観ていただけたらと願っています。どうぞよろしくお願いします」とメッセージを送った。