杉咲花 映画『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』公開初日舞台挨拶
2021年12月30日(木)に行われた、映画『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』の公開初日舞台挨拶に杉咲花が出席した。
99.9%逆転不可能な刑事事件に挑む、新感覚の痛快リーガル・エンタテイメント「99.9-刑事専門弁護士-」の待望の映画化である本作で杉咲は、新米弁護士・河野穂乃果役を演じた。
登壇した杉咲は、「みなさんこんにちは。今日はありがとうございます。河野穂乃果を演じさせていただきました杉咲花です。たくさんの方々に愛されてきたこの作品にわたしも携わらせていただいたこと、すごく光栄に思っています。今日はよろしくお願いします」と淑やかに挨拶した。
主演の松本潤さんと香川照之さんに、淑やかな様子の杉咲が作品中ではガラリと変わることをいじられ、2人にうながされて、「ビシッ!」と作品中の台詞を披露した。
続いて、公開初日を迎えた感想について「すごくうれしいです。わたしも舞台挨拶にお客様がいらっしゃる、しかも上映後というのが本当に久しぶりで、言葉にするのが難しいんですが、映画を観終わったあとの独特な空気感があるような気がしていて、それを感じられているこの瞬間がすごく幸せだなと思います」と話した。
個性的なヒロイン、穂乃果のキャラクター作りについて聞かれると「クランクインして、ドラマ版が初日だったんですけど、気仙沼に行って再現しているというシーンを撮っているときに、監督が『ビシッ!』って言ってくださいとおっしゃっていて。最初どういう意味かわからなくて、後々それが決めポーズだったということが発覚したんですけど」と撮影現場でのエピソードを披露。
「観返してみると、最初は弱かったなと改めて思いました」と自らの演技を評価し、「こんな風につくられていく現場なんだな、ということを感じました。今まで視聴者として拝見していたので、どんな風につくられているのかを知ることができてうれしかったです」と締めくくった。
また、「穂乃果の笑い声は、松本さんがアドバイスをくださって。ゆくゆくは林家パー子さんのように笑って欲しいって」と明かして、会場に笑いをもたらした。
この1年と2022年の抱負については「すごくいろいろな経験をさせていただいたんですけど、個人的には、やっぱりこの99.9の現場に携わらせていただけたことはすごく大きくて。松本さん香川さんはじめ、現場のみなさんがものすごい信頼関係を築き上げながら、みんなが意見を出し合って進んで行く、ある意味規格外っていうか、そんな現場で、どんどん作品に厚みが出ていって。そんな現場に携わらせていただいたことが本当に幸せですし、他の現場では味わえないような現場だったな、と感じていて、勉強になることもたくさんあったので、それを今後も活かしていけたらいいなと思っております」と話した。