大友花恋『三屋清左衛門残日録 春を待つこころ』舞台挨拶
2025年2月25日(火)に行われた、『三屋清左衛門残日録 春を待つこころ』舞台挨拶に大友花恋が出席した。
「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送株式会社は、3月8日(土)に北大路欣也さん主演、藤沢周平氏原作の大人気オリジナル時代劇シリーズ最新第8作「三屋清左衛門残日録 春を待つこころ」を初放送する。
巫女・照日役を演じる大友は撮影を振り返って「着物を着ての所作や、私が演じた照日は神楽を踊るシーンがあったので、それもすごく難しかったことの1つなんですけれど、一番自分の中で難しかったことが、今の時代と常識のラインが違うんです。男女の力の差とか、身分の差とか、そういうものが根底にある時代で彼女達は生きていて。台本にこの時代だから女子はこうしましょう、男子はこうしましょうっていうのを書いているわけではなく、それがベースである中で物語が自然と進んでいくので、そこを勉強して、今の時代とすり合わせて、今だったらこういう感覚なのかなっていうのを合わせていくのが難しかったです。でもその中で当時のこととか、だから照日はこうしているのかなっていうのが分かると、楽しさに変わっていくっていうのもあったので、すごく勉強になりました」とコメント。
演じるにあたって、監督からアドバイスを受けたそうで「撮影が始まる前に、私と(窪井信次郎役の)藤岡真威人さんのシーンを中心にリハーサルをした日があったんです。その時、監督から『照日は色々な秘密を抱えていて、その過去があるっていうのを大切にしてください』という言葉をいただいて。どのシーンも、こういう過去があって、これを秘密にしているんだなっていうのをちゃんと思い返してから撮影するように意識できたんです。本当に監督のおかげです」と感謝を述べた。