一ノ瀬颯 劇団☆新感線45周年興行・初夏公演いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』製作発表
2025年3月13日(木)に行われた劇団☆新感線45周年興行・初夏公演いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective『紅鬼物語』製作発表に一ノ瀬颯が出席した。
劇団☆新感線45周年興行第一弾は“【譚】Retrospective”と題し、古来より日本で伝承が残る“鬼”をモチーフにした『紅鬼物語』を、人の善悪を捻じ曲げ喜怒哀楽に鋭く切り込み、心揺さぶるセリフを書き下ろすことに定評のある青木豪氏が書き下ろし、劇団の主宰・いのうえひでのり氏が存分にショーアップしたエンターテインメントとして創り上げる。
5月13日(火)〜6月1日(日)まで大阪・SkyシアターMBS、6月24日(火)〜7月17日(木)まで東京・シアターHにて上演する。
桃千代役を演じる一ノ瀬は「一ノ瀬颯です。本日はこのような場をいただきまして誠にありがとうございます。僕にとってはこれが初舞台となるので、伝統があって皆さんに愛される劇団☆新感線に参加させていただくことをすごく嬉しく思います。それと同時に、活躍されている方々と一緒にやらせていただくということに、すごく不安もありますので、とにかく必死に食らいついて、皆様がすごく優しいっていうのが、最初の本読みの日に完全に確信に変わったので、色々なことを教わりながら、足を引っ張らないように乗り切りたいと思っております。どうぞよろしくお願いします」と意気込みを述べ、劇団☆新感線の作品には以前から触れていたそうで「今までの作品を観させていただいたり、昨年は『バサラオ』を観劇させていただきまして。観劇して感激いたしまして、すごく素敵だなって。世界観にすごく引き込まれて、瞬きを1回もしなかったんじゃないかっていうぐらい、本当にずっと引き込まれた時間だったので、自分が演じられるのはすごく嬉しいなと思い、頑張らなきゃなと。殺陣や歌なども劇団☆新感線の大きな魅力のうちの1つだと思い、僕も挑戦してみたいと常々思っていたので、すごく素敵な機会をいただいたので、全力で頑張りたいと思っています」とコメント。
青木豪氏は今回、それぞれのキャラクターをキャストが出演するYouTubeを観て、あてがきしたことが明かされ「自分が正しいと思ったものに突き進む(性格)って思ってくれているならいいなと思いながら読ませていただきました。(台本の中で)鬼に連れ去られてすごく抵抗するのですが、僕も鬼に連れていかれたら抵抗するので(笑)すごく僕のことを分かってくれていると思いました」と語り、鬼を題材にした作品にちなみ、自身がこのカンパニーにいるから“鬼に金棒”(問題ないと思う部分)を聞かれると「皆さんを目の前にすると何もないのですが、体力はあるほうだとは思うので、とにかく必死に頑張って迷惑をかけないように頑張ります」と答えた。
最後に「僕にとってこの作品が初舞台になりまして、歌も殺陣も本格的にやるのが初めてで、初めてづくしなんですけれども、本当に頼れる先輩方に囲まれて大変安心しております。皆さんに沢山ご指導いただきながら、この役が僕でよかったと劇団☆新感線のファンの方々、キャストの皆さん、スタッフの方々に思っていただけるように必死で頑張ります。どうぞよろしくお願い致します」とメッセージを送った。